“ 災害時には電源設備に ” 大型電気バスが広島県で初導入

広島県内初の大型電気バスが22日、広島交通で導入され、北広島町とJR可部駅を結ぶ路線で運行が始まりました。

道の駅「舞ロードIC千代田」で出発式が開かれ、大型電気バスがお披露目されました。毎日4往復している、北広島町千代田地区とJR可部駅を結ぶ路線で運行します。災害時には、車体が電源供給設備になります。

近藤志保 記者
「車内には段差がなく、従来のバスにくらべて乗り降りが楽になっています。そして、バッテリーはONの状態ですが、ほぼ振動がなく静かです」

それぞれの席にはUSB電源の差し込み口があり、無料のWiーFiも使用できます。最大76人の乗車が可能です。

広島交通 前泰弘 社長
「とにかく環境に優しいということが大事だと思っています。ぜひ実際に乗っていただきたいなと思います」

広島交通では、今後、別の路線でも大型電気バスの導入を考えているということです。

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