彦根地方気象台は22日、この冬一番の寒気が流れ込んで強い冬型の気圧配置となる影響で、24日から25日にかけて県内の広い範囲で大雪になる恐れがあると発表した。24日は警報級の雪が降る可能性がある。積雪や路面凍結による交通機関の乱れ、水道管の凍結、停電などに注意を呼びかけている。
近畿地方の上空約5500メートルに氷点下36度以下の寒気が流れ込み、24日から25日頃にかけて冬型の気圧配置が強まる。
大雪のピークは24日午前中とみられ、急激に降雪が強まる恐れがある。積雪によって24、25日は通学や通勤に影響が生じる可能性がある。
また、県内の各地で最低気温が氷点下を下回り、特に琵琶湖から離れた内陸部では気温がさらに低くなるという。
24日午後6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、北部の山地で50～70センチ、平地で30～50センチ、南部の山地で30～50センチ、平地で10～20センチ。
