【インドネシア】首都のオフィスビル、24~25年に10棟開業[建設]

カナダ系不動産サービス大手コリアーズ・インターナショナル・インドネシアは、今年から来年にかけてインドネシアの首都ジャカルタで10棟のオフィスビルが新たに開業すると明らかにした。総供給面積は約49万平方メートル。

今年は8棟、来年は2棟が稼働を開始する予定。今年新たに供給されるオフィスビルはいずれも中央商業地区(CBD)以外の地区にある。供給面積が最大なのは中央ジャカルタ・クマヨラン地区の賃貸・分譲物件「ムナラ・ジャカルタ・オフィス・タワー」で9万平方メートル。

現在の累計供給面積は1,113万平方メートル。うちCBDが738万平方メートル、CBD外が375万平方メートル。2023年第4四半期(10~12月)時点の入居率は、CBDが73.4%、CBD外が75.0%となっている。

来年は中央ジャカルタのタムリン地区に2棟のオフィスビルが開業する予定。賃貸と分譲物件で供給面積は合わせて約15万平方メートル。

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