海上自衛隊舞鶴地方総監部は24日、同僚隊員の金を盗んだとして舞鶴警備隊の男性海士長(23)を懲戒免職処分にした。また、部下の女性隊員にセクハラ行為をしたとして同総監部の50歳代の男性2等海佐を停職2カ月の懲戒処分にした。
同総監部によると、海士長は2022年7月、京都府舞鶴市内の隊舎で同僚隊員の財布から現金3万円を抜き取ったという。海士長は警務隊の調べに「クレジットカードの支払いに充てたかった」と話している。
2等海佐は23年8月、同市内の飲食店で開かれた懇親会で部下の女性隊員の手を握ったり、肩を組んだりするセクハラ行為をした。2等海佐は「酔いが回り、気分が高揚してしまった」と話しているという。