唐津伝統の歌や囃子披露 1月28日、ボートレースからつで伝統芸能祭

唐津市伝統芸能祭のポスター

 唐津市内で伝承される歌や囃子(はやし)を披露する「唐津市伝統芸能祭」が28日、ボートレースからつで開かれる。伝統行事を次世代へ受け継ぎ、活性化につなげようと市が初めて開催する。7団体が出演し、市内各地に伝わってきた祭り文化の魅力を味わえる。

 出演するのは唐津曳山(やま)囃子保存会、後川内子ども浮立保存会、唐津港太鼓竜童、浜玉町の浜崎祇園山笠振興会、相知町の大野大黒舞保存会、肥前町の納所山笠保存会、呼子町の小川島鯨骨切り唄子供保存会。唐津くんちの曳山囃子、捕鯨が盛んだった小川島でクジラの解体時に歌っていた「鯨骨切り唄」、七福神に扮(ふん)した女性たちが舞い踊る「大野大黒舞」などを発表する。

 観覧無料、午後1時から同4時まで。問い合わせは観光文化課、電話0955(72)9127。(横田千晶)

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