バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマンが、愛媛県松山市内で座談会に参加し、アリーナを活用した街づくりについて語りました。
松山市内で開かれた座談会には、県内企業や自治体の職員らおよそ50人が参加しました。
中ではまず、Bリーグの島田慎二チェアマンが、2026年から開始される新リーグ構想について講演し、来場者数などの条件を満たせばトップリーグに参入でき、従来のリーグとは異なり昇格や降格がないことなどの特徴をあげました。
(Bリーグ・島田慎二チェアマン)
「いつでもチャンスがある。(愛媛オレンジ)バイキングスも、今は難しくても、需要計画をもって皆さんの力添えをいただいて、5年後や7年後、2030年にここを目指そうじゃないかと」
さらに新リーグの主な参入条件でもある試合会場のアリーナ設置について、国内外に新たに建設されたアリーナの観客数が向上している例を出しながら、観戦の満足度を向上させる会場作りの重要性を訴えました。
この後開かれたパネルディスカッションでは、同じ四国の香川や徳島と比べ、愛媛には大型の会館や施設が少ないことが話題に。
アリーナはバスケットボール会場にとどまらず、災害時の避難所としての役割のほか、コンサートやコンベンション誘致など地域経済の活性化に大きくつながるといった事例が出されました。
(島田慎二チェアマン)
「クラブを支えるという投資と、それを利活用するコンテンツとしての投資に値するプロジェクトになりうると思うので、ぜひ皆さんの検討のきっかけになれば」