災害時に温かい「ポリ袋料理」 摂南大がレシピ公開

「ポリ袋料理」のレシピで作った親子丼(摂南大提供)

 能登半島地震を受け、電気やガスの復旧が不十分でも温かい食事を食べられるよう、ポリ袋に材料を入れてゆでると調理できる「ポリ袋料理」のレシピを摂南大(大阪府)の今城安喜子講師(栄養教育)が情報サイト「クックパッド」で公開している。3月末まで。

 炊き込みご飯や親子丼、ツナのクリーム煮、プリンなどのレシピがある。チキンライスは、無洗米とトマトジュース、缶詰の焼き鳥やニンジン、ケチャップなどを袋に入れ、30分置く。カセットこんろで鍋に湯を沸かして袋ごと25分湯煎し、10分蒸らすと出来上がる。耐熱性のポリ袋を使うことと、袋が鍋底に触れないようにすることが注意点。

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