能登半島地震で延期された「二十歳のつどい」の開催を求めて、石川県羽咋市の実行委員、鳥井琉来(りゅうき)さんと小松羽子(はこ)さんが26日、岸博一市長と面会し、5月5日に開催されることが決まった。
2人は、高校時代はコロナ禍で修学旅行など学校の行事も中止となったことを説明した。「2~4月はテストや就職で忙しい人が多いので5月に開催したい」と要望し、岸市長は「一生の思い出になるよう市も応援したい」と応じた。
つどいでは中学時代の恩師からのメッセージ披露や抽選会などが計画されている。鳥井さんは開催できることに感謝し、「準備期間ができたのでさらにいい内容にしたい」と話した。
●内灘は3月24日
液状化被害があった内灘町では、地震で延期した「二十歳のつどい」が3月24日に町文化会館で行われることが決まった。