八戸市のアイスホッケー小6.3選手が2月、カナダの国際大会へ 日本選抜入り、力試し「わくわく」

ケベック国際ピーウィーホッケートーナメントに出場する(左から)工藤君、力石君、古戸君

 青森県八戸市のチビッコアイスホッケーチームに所属する小学6年の3選手が、2月にカナダで開かれるジュニア国際大会「ケベック国際ピーウィーホッケートーナメント」のジャパン・セレクト(日本選抜)に選出された。初の海外遠征となる3人は「どれだけうまい選手がいるのかわくわくしている」と試合を心待ちにしている。

 日本選抜入りを果たしたのは八戸南ジュニアのDF工藤彰良君(江陽小)とFW力石祐貴君(城下小)、ハチクラパイレーツのFW古戸琉心君(根城小)。メンバーは北海道や関東などの小5~中118人で構成し、監督はTK HOCKEY(神戸市)の黒川太郎さんが務める。

 工藤君は「フィジカルの強さを生かし、たくさん得点してアシストもしたい。試合に全部勝つ」、力石君は「スピードを出しながらのハンドリングで相手をかわし、どの試合でも点を決めたい」、古戸君は「いい場所でパスをもらってシュートを打つ。強いチームに勝てたらうれしい」と意気込んでいる。

 大会は2011、12年生まれの選手が対象で、北米や欧州などから120チームが参加。日本選抜は実力順で上から2番目のカテゴリー「ダブルエー・エリート」で30チームによるトーナメント戦に臨む。チームは2月1日に日本を出発。現地での事前合宿を経て7日(現地時間)に地元ケベックのチームと初戦を迎える。

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