先月、居場所が分からなくなっていた小学生を保護した保育士など2人に、警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは広島光明学園の学童保育指導員、平典子 さんと保育士の 中島桜 さんです。
2人は、先月14日午後7時半ごろ、職場から帰宅しようとしたところ、広島市東区の路上で雨の中、傘をささずに1人で歩いている女子児童を発見しました。
平典子 さん
「不安そうに歩いている気がしたので大丈夫かなと思い、声をかけました」
2人は、女の子を雨宿りさせながら、警察に通報。警察によりますと、女の子はその日の夕方から居場所がわからなくなっていたということです。
中島桜 さん
「(普段から)1人で歩いている子がいたら、ちゃんとお母さんのところに行ったか確認したり、困っていたら声をかけたりするようにしている」
広島東警察署の 以南裕之 署長は、「児童が事件や事故に巻き込まれるのを未然に防いだ」と2人を称えました。