2023年の「休廃業」企業が過去最多 広島

2023年に広島県内で休業や廃業した企業が過去最多だったことが、民間の調査会社のまとめでわかりました。

東京商工リサーチ広島支社によりますと、2023年1月から12月までに「休業」や「廃業」した県内企業は、前年より42パーセント増えて1118件でした。これは統計が残る2000年以降、最も多いということです。

また「倒産」は157件で、前年より48パーセント増えました。

休廃業の要因は、新型コロナの支援策が縮小されたことに加え、人件費や原材料価格の高騰などで事業再構築の取り組みが遅れたため、ということです。

産業別でみると、「休廃業」が最も多かったのは飲食や宿泊などの「サービス業他」で360件、続いて「建設業」が202件、「小売業」が157件となっています。

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