【ルアンプラバン共同】ミャンマー軍事政権が、ラオス北部ルアンプラバンで28日に開幕する東南アジア諸国連合（ASEAN）外相会議に「非政治的な代表」として外務省高官を派遣する意向を表明したことが分かった。ASEAN外交筋が明らかにした。2021年のクーデターから2月1日で3年となるのを前に、ASEANと断絶し苦境が続く軍政が歩み寄った。加盟各国は出席を認める見通しだ。
ASEANは21年10月の首脳会議を機に、主要会議へのミャンマーの出席者を原則的に官僚ら「非政治的な代表」に限定し、軍政の「閣僚」ら幹部を排除。軍政は反発して派遣を拒み、欠席が続いていた。
