去年、県内の交通事故で死亡した人は78人で、2年連続で前の年を上回りました。コロナ禍前を上回っていて、県警が注意を呼びかけています。
県警によりますと、去年、県内の交通事故で死亡した人は、前の年より4人多い78人でした。前の年を上回るのはおととしに続いて2年連続で、コロナ禍前の2019年の75人を上回っています。
亡くなった人の内訳を見ると、65歳以上の高齢者が38人で、半数近くを占めています。また状態別では▽歩行者が25人、▽自動車の乗車中が26人、▽バイクが20人、▽自転車が7人となっています。
バイクに乗車中の事故で死亡した人は前の年より5人増えたほか、全体に占める割合が25.6%と、少なくとも過去10年間で最も高くなったということです。
県警はバイクの事故防止を強化するとともに、交通ルールを守るよう注意を呼びかけています。