紅干し柿のスイーツ、甘くておいしい! 上山で試食会

笑顔で紅干し柿スイーツを味わう子どもたち=上山市・二日町プラザ

 上山市特産の「紅干し柿」を使ったスイーツの試食会が27日、同市の二日町プラザで開かれ、家族連れなど約70人が参加した。

 子育て世代や若年層の消費拡大につなげようと、かみのやまブランド推進協議会(大坂広志会長)が初めて開催した。会場には▽オラダ・カカオ&シュー(上山市)のシュークリーム▽大國屋(だいこくや)(同)のクリームチーズサンド▽モンテケーロ(山形市)のジェラート▽フタバフルーツ(東京都)のフルーツサンド―の4商品が並んだ。

 天童南部小2年の渡辺真桜さん(8)と岸愛琉さん(8)は「どれもいつも食べているお菓子より甘くておいしい」と仲良く頬張っていた。紅干し柿生産者で須田青果園代表の須田善昭さん(46)は「いい意味で意外性のあるスイーツばかり。今後の紅干し柿の売り方を工夫していきたい」と話した。

 試食会の運営や会場装飾は上山明新館高生が担当して盛り上げた。

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