旧正月に2万3888発の花火打ち上げ

5年ぶりに開催される旧正月花火大会は、旧正月2日目に当たる2月11日午後8時、湾仔の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター向かいのビクトリアハーバー上空で開催される。1月27日付香港各紙によると、今回は「辰年にあらゆる業界が栄え、繁栄の時代に中国は強くなる」をテーマに、計8幕23分間にわたりタグボート3隻から2万3888発の花火が打ち上げられる。花火大会全体の予算は約1300万ドルで、香港各界慶展委員会がスポンサーとなっている。

花火は「龍と虎の跳躍」「八つの星が幸運と祝福を告げる」「江南に咲く花」「故郷は香港」「未来は私に任せろ」「私のお気に入り」「ユー・レイズ・ミー・アップ」「収穫と太鼓」の8幕に分けられる。中でも第2幕「八の星が幸運と祝福を告げる」では「金の8文字」と「赤い8文字が爆発」する花火が空に打ち上げられ、庶民が富を得ることを象徴する。夜空には斬新な「カラフルユニバースボール」も登場し、市民の幸運を願う。

花火制作を担当する港星多媒体製作公司の毛偉誠・最高経営責任者(CEO)は、今年の花火大会の最大のハイライトは花火の範囲が広がったことと指摘。タグボート間の距離が175メートルから250メートルに拡大し、花火の画面は昨年の国慶節の花火よりも広いという。

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