国道のがれきほぼ撤去 氷見・姿、31日にも規制解除

倒壊建物の撤去が進む国道160号=氷見市姿

 能登半島地震で倒壊し、氷見市姿の国道160号の片側車線をふさいでいた納屋のがれき撤去が29日までにほぼ完了した。安全確認後、片側交互通行の規制は31日にも解除される見込みである。

 姿は地震で建物の倒壊が相次いだ。倒壊した建物は本来、所有者が解体、撤去するが、今回は氷見市が所有者に代わり災害廃棄物として解体、撤去する公費解体制度を活用した。

 姿では市道2カ所でも倒壊建物が通行の支障になっており、市は撤去を進める。所有者から罹災証明を申請してもらった上で、来月中に通行できるようにしたい考えだ。

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