退団濃厚とされていたアルミロンがニューカッスル残留へ、アル・シャバブとの交渉が破談か

FWミゲル・アルミロンはニューカッスル残留へ[写真:Getty Images]

ニューカッスルのパラグアイ代表FWミゲル・アルミロン(29)は、今冬クラブに残留する見通しとなったようだ。

昨シーズン、プレミアリーグでトップ4フィニッシュを飾るなど躍進を遂げたニューカッスル。しかし今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)との二足の草鞋や多くの負傷者に苦しめられ、プレミアリーグ10位に沈んでいる。

立て直しを図るためにも今冬の補強が期待されていたが、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触の恐れがあり、まずは選手売却が優先されることに。サウジアラビアからの関心が報じられていたアルミロンは、今季公式戦31試合に出場するなど主力選手でありながらその有力候補だった。

しかし、イギリス『ガーディアン』によるとアルミロンは今冬ニューカッスルに残留する可能性が高まっているとのこと。アルミロンに対してはサウジアラビアのアル・シャバブが関心を示していたが、ニューカッスルは移籍金3000万ポンド(約56億円)を求め1700万ポンド(約31億8000万円)のオファーを拒否したという。

その後も交渉は続けられていたが、条件面で合意に至らず破談になった模様。これにより、ニューカッスルは補強のため残り少ない移籍市場期間で他の選手を売却する必要があり、難しい状況に立たされている。

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