ベイシアのプライベートブランド、カワチ一部店舗で購入可能に 介護衣料の機能性着目 

カワチ薬品

 ドラッグストアチェーンのカワチ薬品(小山市卒島(そしま)、河内伸二(かわちしんじ)社長)は29日までに、ショッピングセンターチェーンのベイシア(前橋市亀里町、相木孝仁(あいきたかひと)社長)のプライベートブランド(PB)商品の販売を一部店舗で始めた。カワチ薬品が他社のPB商品を取り扱うのは初めてという。

 販売を始めたのは介護衣料品ブランド「ストレッチプラス」の肌着やソックス。ベイシアなどが介護職千人の声を聞き、さまざまな介護シーンを想定し、脱ぎ着しやすい伸縮性と高齢者にも優しい肌当たりにこだわって開発した。

 カワチ薬品は優れた機能性に着目。介護衣料品は自社業態との親和性が高く、品ぞろえの充実や生活の質向上に資するという観点から、昨年12月下旬に取り扱いを開始した。

 「試験導入」(IR担当)のため取り扱い店舗は限定し、本県では足利北、足利南、大田原西、大田原南、上三川インター、黒磯、佐野西の7店舗で販売している。

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