能登においしい食事届ける 盛岡のSAVE IWATEが炊き出しへ

炊き出し支援を行う避難所を確認する寺井良夫理事長(左)

 盛岡市の復興支援団体SAVE IWATE(寺井良夫理事長)は2月1~5日、能登半島地震で被害を受けた石川県で2度目の炊き出し支援を行う。

 31日に出発し、現地では唐揚げやポテトサラダなど約650食を6カ所で提供する予定だ。今回は珠洲市の避難所の金沢大能登学舎などにも足を延ばす。

 同学舎で避難生活を送り、ニーズを同団体に伝える前(まえ)志保さん(72)によると、震災後1週間ほどは食事を手作りしていたが作る側の負担から今はレトルトやインスタントが中心だ。岩手からの支援に「感謝しかない。自宅待機している人も含め、温かくおいしい炊き出しが食べられるのはうれしい」と話す。

 同団体は食材や手芸用品、寄付などを募っている。問い合わせは019.601.6482へ。

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