「管理監督者の責務果たすよう改めて求める」教職員の懲戒、2023年度18件に県教委が臨時校長会=静岡

教職員による生徒へのわいせつ行為など相次ぐ不祥事を受けて静岡県教育委員会は1月31日、臨時の校長会を開き教職員の管理監督の徹底を求めました。

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<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>
「懲戒処分は極めて遺憾であり、県民の皆様の信頼を大きく損ねる事態です。管理監督者としての責務を果たすよう改めて求めます」

県教育委員会は1月29日、6人の教職員を懲戒処分にしたと発表しました。

中でも、30代の実習助手が勤務先の県立高校の女子生徒2人にわいせつ行為をした事案は、校長が問題行為について情報提供を受けていたにも関わらず、放置していたことが発覚。

実習助手は免職、50代の校長は減給10分の1(2か月)の懲戒処分を受けました。

県内では教職員によるわいせつ行為や体罰などの不祥事が相次いでいて、2023年度の懲戒処分はすでに18件に上っています。

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