【北陸の天気】 1日(木)は昼間に気温急降下 週末にかけて真冬の寒さ続く

 きょう(水)の北陸は、新潟や石川の能登で晴れ間があり、暖かな空気が流れ込んだ影響もあり気温が上がった。ただ、気温が高めなのは、あす1日(木)朝までで、日中は寒気が流れ込んで寒くなりそうだ。週末にかけてはこの時季本来の寒さが続くため、体調管理に十分な注意が必要となる。

一転して寒く

 きょう(水)は東北や東日本で気温が高く、北陸も晴れた地域を中心に気温が上がった。最高気温は新潟14.2℃、輪島13.8℃、金沢12.7℃、富山11.4℃など3月中旬~4月上旬並みで、新潟と輪島は今年に入って最も気温が高くなった。

 北陸は今夜~あす(木)朝も気温が高めで、午前6時の気温は7℃前後となりそうだ。ただ、日中は気温の下がり続ける地域が多く、午後3時には2℃前後まで下がる見込み。雨や雪は夕方には止む所が多いものの、北よりの風がかなり冷たく感じられそうだ。夜はさらに冷え込むので、体調管理に注意が必要となる。

寒さ続く

 金曜日は寒気の影響で雲が多く、夕方以降は新潟を中心に雪の降る所がありそうだ。朝は平地でも0℃を下回るので、寒さ対策が必要となる。日中も気温上がりにくく、各地で真冬の寒さが続く見込み。

 3日(土)も雲が広がりやすく、午前中は新潟を中心に雪の降る所がありそうだ。引き続き、真冬の寒さで、朝は0℃前後、最高気温は6℃前後の見込み。4日(日)は多少は晴れ間の出る時間があり、気温もわずかに上がる傾向にあるが、やはり寒いことに変わりはなさそうだ。週明け5日(月)は、北陸を含めて全国的に雨や雪が降る見込み。

(気象予報士・高橋和也)

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