140年以上伊勢神宮を守り続ける「自衛消防団」の出初式 神宮の建物や参拝者を火災や自然災害から守る

140年以上伊勢神宮を守り続けている、自衛消防団の出初式が行われました。

地元の18歳以上の男性で構成する伊勢神宮の自衛消防団「神宮消防組」は、神宮の建物や参拝者を火災や自然災害から守るため明治15年に結成されました。

神宮消防組の出初式は「ではじめしき」と呼ばれ、一年の安全を祈って毎年1月末に行われます。31日は内宮の参集殿で式典が行われ、組員や神宮職員ら約50人が出席。

原政美警衛部長が「参拝客が戻り喜ぶとともに警備に当たる方々に感謝を申し上げます」と日頃の感謝を伝えました。式典のあと組員らは神楽殿の北側の池の水をポンプで汲み取り、一斉放水を行いました。

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