長田光広・福井県議が辞職 公選法違反疑いで2023年9月に書類送検

福井県議会に辞職願を提出した長田光広氏

 選挙区内の有権者に中元や歳暮の名目で食品を贈ったとして、公選法違反(寄付行為)の疑いで書類送検された長田光広・福井県議(53)=福井市=は1月31日、県議会に辞職願を提出し、許可された。

 長田氏は2015年に福井市選挙区で県議に初当選した。昨年4月の統一地方選では6473票を獲得して3回目の当選を果たした。長田氏の辞職で同選挙区(定数12)は欠員1となるが、公選法の規定により補欠選挙は行われない。

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 関係者によると、長田氏は16年ごろから、福井市森田地区の支援者や自身が経営する会社の顧客らにお礼として中元、歳暮で2千円ほどのハムを贈っていた。昨年9月に書類送検された。

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