先進経営、活性貢献を評価 県公館で農業大賞表彰式 関係者90人出席

大賞を受賞した高松英樹さん(前列左)と正穂さん(後列左から2人目)、大田原とうがらしの郷づくり推進協議会の吉岡会長(前列右)=31日午前10時50分、県公館

 独自性の高い農業や農村振興などに取り組む農業者や団体を表彰する第5回県農業大賞(県、JA栃木中央会、下野新聞社主催)の表彰式が31日、県公館で行われた。

 大賞に選ばれた農業経営の部の高松英樹(たかまつひでき)さん、(正穂まさほ)さん夫妻(那須塩原市)、農村活性化の部の「大田原とうがらしの郷づくり推進協議会」(大田原市、吉岡博美(よしおかひろみ)会長)に表彰状が贈られた。顧客満足度の高い商品づくりや、地域活性化への貢献などがそれぞれ評価された。

 表彰式には関係者約90人が出席。福田富一(ふくだとみかず)知事は「地域に根ざした活動で魅力ある農業、農村づくりに貢献している。今後も地域活性化のけん引役として活躍を期待している」とあいさつした。

 同大賞は農業経営の改善や農村振興に顕著な成果を上げる農業者らを表彰し、本県農業の魅力向上につなげるのが目的。3部門で20点が本審査に進み、現地審査などを経て各賞を決定した。

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