足利市出身で県伝統工芸士の染織画家西形彩(にしかたあや)さんは31日、本県の魅力をPRする「とちぎ未来大使」に任命され、福田富一(ふくだとみかず)知事から委嘱状を受け取った。
西形さんは白鴎大足利高卒業後に本格的に染織の道に進み、県伝統工芸士の父行庵(ぎょうあん)さんに師事。色鮮やかな作品を手がけ、イタリアのブランド「フェンディ」のエキシビション(展示会)に日本代表として参加するなど活躍している。県産米「とちぎの星」食味コンテスト入賞米のパッケージデザインも手がける。
西形さんは「さまざまな活動の際、折に触れて栃木をアピールしていきたい」と意欲を語った。