デジタル地図でまち巡り 富山市が作成、ウェブ公開 居酒屋、すしなど190店表示

富山市中心部の飲食店などの情報をまとめた「まちなかエリア」の地図

  ●中心部と岩瀬エリア

 富山市は1日、富山駅や中心商店街など市中心部の「まちなかエリア」と、観光地として人気の「岩瀬エリア」のデジタルマップをウェブ上で公開した。約190の飲食店の情報を地図上にまとめた。スマートフォンで誰でも利用でき、観光客や市民らの利便性を高めて周遊を促す。

 ランチを提供する店舗、居酒屋、すし店の場所をそれぞれ、おにぎり、ビール、にぎりずしのマークで示した。地図上や一覧から店を選ぶと、外観や料理の写真、紹介文、営業時間などの情報も見られる。現在地や店までの道順を調べることもできる。

 まちなかの地図はガラス美術館、富岩運河環水公園など公共施設や主要観光スポットのイラストを載せ、擬人化した魚たちが行き交うデザインとした。岩瀬は手書き風で、各施設の特徴や歴史を紹介している。担当者は「マップの中を旅するような楽しさも味わってほしい」と話した。

 市はデジタルマップを利用して飲食店2店舗を回ると抽選で40人に景品が当たるキャンペーンを実施している。3月8日まで。

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