空き巣・置き引き多発 能登半島地震の被災地で支援 200人以上の相談受ける 広島県警「特別生活安全部隊」が報告

能登半島地震で被災者の生活を支援するために派遣された広島県警の警察官が、現地での活動を報告しました。

広島県警本部の生活安全部に所属する警察官3人は、「特別生活安全部隊」として先月13日から20日までの間、石川県北部の能登町で活動しました。3人は16カ所の避難所を訪問し、200人以上の被災者の相談に応じたほか、見回り活動をしました。

石川県では能登半島地震が発生してから家屋への空き巣や、避難所での置き引きなど被災地の混乱に便乗した犯罪が多発しているということです。

広島県警 生活安全部 生活安全総務課 中川健太 警部補
「人が避難しているとか弱っているところにつけこみ、泥棒とかを繰り返すことは絶対に許されないことなので、厳しく全国の警察で協力して取り締まっていかなければという思いで活動しておりました。」

広島県警は、今後も被災者支援のために部隊を派遣していくということです。

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