甘い香り…バラ酵母100%の赤ワイン発売へ “ばらのまち”広島・福山市で 

福山市の花・バラの酵母を100%使った赤ワインが完成しました。

ルビー色に輝くこちらのワイン。福山市で咲いたバラから取れた酵母を100%使って製造されたワインです。

福山市の会社「ぬまくま夢工房」が、世羅町のせらワイナリーを運営する「セラアグリパーク」へ製造を委託。バラの酵母は福山大学が開発しました。

バラ酵母を使ったワインは2016年から作ってきましたが、これまで発酵への心配から、ブドウの酵母も混ぜていました。今回は初めてバラの酵母だけで製造し、イチゴのような甘い香りに、深みのある味わいになったということです。チーズなど乳製品に合うと言います。

ぬまくま夢工房 中島基晴 社長
「100%福山産のバラの酵母。自信を持って福山のバラからとれたとみなさんに提供できる」

ワインは1本500ミリリットルで、税込み1650円です。5日から「ぬまくま夢工房」のほか、福山市内の酒販店で販売されます。

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