坂本龍一、空間オーディオ対応の『async - immersion 2023』を配信リリース!

Photo by Neo Sora ©2022 Kab Inc.

坂本龍一のリミックスアルバム『async - immersion 2023』が、本日2月2日(金)Apple Music / iTunesにて配信された。

坂本龍一の2017年のアルバム『async』をベースに、高谷史郎による映像と、ZAKによる立体音響で表現した、インスタレーション作品「async – immersion 2023」が『AMBIENT KYOTO 2023』で展示され好評を博した。 今回配信するの作品は、『async』をサウンド・ディレクター のZAKが『AMBIENT KYOTO 2023』での現地の音をマイクで再録音しそれを織り交ぜながらミックスし直し、Dolby Atmosで『AMBIENT KYOTO 2023』での「async – immersion 2023」を臨場感たっぷりに追体験できるようにした作品。 アルバム『async』は、日常の物、彫刻、自然からインスピレーションを得つつ、制作過程では坂本龍一が敬愛するアンドレイ・タルコフスキーの架空の映画音楽を書くというコンセプトも浮かんだといわれる作品。アルバム名『async』は“asynchronization”=非同期の略。「あまりに好きすぎて、 誰にも聴かせたくない」と坂本龍一自らリリース前から称した。 ステレオ通常音源のほか、Dolby Atmosの空間オーディオにも対応。 【ZAKプロフィール】

SOUND ENGINEER, PRODUCER

1985年からPAエンジニアとして活動を開始。

2000年より自身のスタジオ“St-robo”を拠点とし、音と音楽の境界線を結び、様々な作品に関わる

長年、BOREDOMS、BUFFALO DAUGHTER,FISHMANS、忌野清志郎、UAなどのエンジニアを務め、近年は主に坂本龍一の作品、ライブを共にした。

その他に演劇、パフォーマンスなどの音響で は「維新派」「飴屋法水」「マームとジプシー」「野田秀樹:NODA MAP」の作品他や、映画音楽監督として豊田利晃、犬童一心などの作品のミックス。現代美術の村上隆とは 2000年のSUPER FLAT展以降、BUFFALO DAUGHTERの大野由美子の”ZAKYUMIKO”名義で音楽で様々な形で共作している。

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