国保料納付額を過少に誤記載、145人分確定申告用の書類 京都・亀岡市で事務処理ミス

京都府亀岡市役所

 京都府亀岡市は2日、国民健康保険料の納付額を知らせるために郵送した書類で、145人分の金額を30~9万5866円過少に記載する誤りがあったと発表した。職員の事務処理ミスが原因といい、同日に正しい金額の書類を再送した。

 市保険医療課によると、確定申告で社会保険料の控除を受けるための書類で、2023年分を1月26日に発送した。担当の職員が還付された金額を差し引く作業を行った際、誤って22年以前の還付分も含めて計算し、本来よりも少ない金額を記載したという。

 2月1日の再点検で判明した。同課は「マニュアルを徹底し、再発防止を図る」としている。

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