珠洲ゆかり「スキップとローファー」無料公開 収益を寄付

 能登半島地震の復興支援に役立てようと、珠洲市ゆかりのアニメ「スキップとローファー」のチャリティー配信が3日午後6時から、動画投稿サイト「ユーチューブ」で始まる。4日まで全12話を無料公開する。配信による収益は全額石川県に寄付される。

 射水市出身の漫画家高松美咲さんの同名漫画が原作で、石川から東京の高校に進学した主人公の生活がコミカルに描かれている。主人公の出身地は高松さんの母方の実家がある珠洲市がモデルで、生まれ育った町は蛸島(たこじま)町をモチーフにした「凧島町(いかじまちょう)」と名付けられている。

 高松さんは地震発生3日後のX(旧ツイッター)で「1日も早い復興と、多くの命が助かることをお祈りしています」と投稿。アニメの製作委員会も被災地へのメッセージを寄せた。

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