暦の上では春でも雪への備えはまだ必要

4日(日)は、四国の南を東進する低気圧や前線の影響で西日本や東日本太平洋側では午前中を中心に雨や雪の降る所があるでしょう。ただ、次第に天気は回復に向かう見込みです。北陸や北日本の日本海側は雲が多く、所々でにわか雪がありそうです。その他の地域は概ね晴れるでしょう。

5日(月)から6日(火)にかけても前線を伴った低気圧が本州の南岸付近を東進する見込みです。西日本では5日を中心に雨や雪が降り、その範囲は5日午後には東日本、夜には東北にも広がるでしょう。

4日は「立春」で暦の上では春ですが、雪への備えはこの先もまだ必要そうです。雪の降る地域では積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。外出時は最新情報を確認し、時間に余裕を持って出かけましょう。

気象予報士・星 絵理香

画像について:2月4日から2月10日までの週間天気予報

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