さくらで「氏家雛めぐり」3月3日まで 9段飾りやつるしびなで華やかに

「氏家雛めぐり」の会場の一つさくらテラス多目的室

 【さくら】氏家の商店や公共施設など市内約50カ所にひな人形が飾られる「氏家雛(ひな)めぐり」が3日、始まった。氏家雛めぐり実行委員会(粕谷明美(かすやあけみ)実行委員長)が主催し21回目。

 この日は、JR海浜幕張駅発の臨時列車「氏家雛めぐり号(185系)」が、午前10時半に氏家駅に到着。イベントの開会式を終えた花塚隆志(はなつかたかし)市長ら大勢の関係者が出迎えた。

 観光客は「氏家雛めぐりマップ」を手に行き先を検討、「初めにここに行ってみよう」などと話していた。9段飾りやつるしびななどを展示するさくらテラス多目的室では、ひな壇の大きさに感心する来場者も多く見られた。

 訪れた氏家、薄井蘭(うすいらん)ちゃん(5)は「(飾りが)きれいで大好き。(母親と)いっしょに写真を撮りたい」と楽しそうな様子だった。

 催しは3月3日まで。期間中は「第6回喜連川公方ひなまつり」も開かれている。

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