【鹿沼】4日に始まる「鹿沼城展」のキックオフイベントがこのほど、今宮町の御殿山公園で開かれた。夜には本丸があったとされる場所に約400基の灯籠を並べ、一夜限定で本丸を“復活”させた。
市教委などが主催した。鹿沼城は戦国時代の壬生氏の居城。この日はクイズ企画や限定御城印の販売などでにぎわった。夕方には壬生氏の家紋とされる「左三つ巴（どもえ）紋」入りの灯籠が本丸のあったとされる範囲に並び、来場者は写真を撮るなどして楽しんだ。
鹿沼城展では4～25日、かぬまケーブルテレビホール多目的ギャラリーに史料やジオラマなどを展示。11日には宇都宮短大の江田郁夫（えだいくお）教授による記念講演会「名城鹿沼と戦国壬生氏の興亡」を開く。御城印は4、11、12、23～25日に販売。(問)市教委文化課0289.62.1172。
