泉健太代表 立民党大会で「次の選挙で政権交代、自民を上回る第1党に」と明言 150議席下回れば辞任

立憲民主党が4日、都内で党の2024年度定期大会を開いた。泉健太代表(49)はあいさつで「次の総選挙で政権交代を必ず成し遂げようじゃありませんか。立憲民主党が次の選挙で自民党を上回り、第1党になる。これを目指してまいりたい」と訴えた。

泉氏は「自民党を政権から外し、新たな政権を発足させ、政治改革や子ども、若者支援、教育無償化など重要政策を実現してまいりたい」と強調。次期衆院選で単独過半数を得る候補者を擁立できなくても、政権交代は可能だとして「他の政党でも、同じような主張をしていた政党があったのではないでしょうか。新しい政権の共通のミッションに私はなりうると思っている」と、特定の政策で他の野党と連携する「ミッション型内閣」の実現を呼びかけた。

2023年11月の法大での講演で、泉氏は「5年で政権交代を考えている。再生していくには手順が必要。そういう意味で5年。次の総選挙で、しっかりと基盤を築いてホップ、ステップで取れる」と発言していたが、党大会では次期衆院選で自民を超える第1党、政権交代を明言した。

泉氏は2023年5月の国会内での会見で、衆院選で150議席を獲れなければ代表を辞任する考えを示している。記者団から「今も変わりがないか」と問われ「変わりありません」と述べた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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