半世紀ぶりに自民・労組の相乗りが崩れた豊田市長選挙 労組系の現職が4期目の当選を果たす 愛知

4日、任期満了に伴う愛知県の豊田市長選挙の投票が行われ、現職の太田稔彦さんが4期目の当選を果たしました。

4日に行われた豊田市の市長選挙で4期目の当選を果たしたのは、無所属で現職の太田稔彦さん(69)です。

(太田稔彦さん)
「3期12年の経験をしっかり踏まえて、この4期目4年間、全力で市政に当たりたいと思います。どうか今後とも皆さんよろしくお願いします。ありがとうございました」

これまでの豊田市長選は、市議会の自民系会派とトヨタ労組系会派、それに地元財界が候補者を一本化してきましたが、今回は労組系会派が太田さんを、自民系会派が無所属で新人の鈴木雅博さんを支援し、自民・労組の相乗りが半世紀ぶりに崩れた選挙戦になりました。

その中でも太田さんは3期12年の実績と知名度を生かし、新人の鈴木さんとの一騎打ちを2300票余りの差で制し、4期目の当選となりました。

今回の投票率は46・31%で、前回を9.75ポイント上回りました。

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