M-1王者の令和ロマンが吉本興業の方針にチクリ 「最近、他の事務所の人と会わなくなったね」

2023年のM―1グランプリで第19代王者に輝いたお笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるま(29)と松井ケムリ(30)が4日、都内で開催された「YCA、NSC合同オープンスクール」で特別講師として登壇。講義後の取材会で、ケムリが「最近、他の事務所の人と会わなくなったね」と「吉本鎖国」問題をいじった。

事の発端は、吉本興業所属の芸人が1月末に自身のX(旧ツイッター)で「(吉本の)主催ライブに他事務所の人を呼べなくなりそう」と投稿したポスト。事務所から吉本所属の芸人を優先的に出演させるような意図が伝えられたとした。その発言の後、他の所属芸人達からも不満の声があがり、ネット上では「吉本鎖国」問題とやゆされた。

くるまも記者からこの話題について振られ、「やっと本気出さないと行けないんじゃないですか、社員さんが。今までサボっていた分のつけが回ってくる。他の事務所さん呼べば楽なんですよ」とチクリ。「ここからが大変。やっとユニットで押し出すとか、いろいろ考えるフェーズに入るんじゃないですかね。あとは芸人が自主的に単独(ライブ)をやろうとか、ユニットを組もうとかが大事になる」と見解を明かした。

(よろず~ニュース・髙石 航平)

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