熱唱10曲、軽快なトークで笑い 天童、渡辺えりさん(山形市出身)コンサート

コンサートで熱唱する渡辺えりさん=天童市民文化会館

 山形市出身の俳優・劇作家渡辺えりさんのコンサート「世界は日の出を待っている―平和への歌声」が4日、天童市民文化会館で開かれ、渡辺さんがエネルギッシュな歌声と軽快なトークで聴衆を楽しませた。

 豪華なドレス姿で登場した渡辺さんは、天童を拠点とするジャズバンド「ビッグ・スウィング・フェイス」の生演奏で、ラテン音楽やシャンソン、昭和歌謡曲など10曲を披露した。「オトナブルー」では楽曲を歌う4人組グループ「新しい学校のリーダーズ」を意識したセーラー服姿で熱唱。曲の合間のトークでは「去年4月に白内障の手術をしたらはっきりと見えるようになって、同級生が急におじいさんとおばあさんに見え始めた」などと話し、笑いを誘った。

 天童市民芸術祭第60回記念事業として、同市と同市芸術文化協会(松村昌子会長)が主催した。抽選で当たった市民など約1100人が来場した。

© 株式会社山形新聞社