ブッキング社への訴訟終結 提訴後、宿泊施設側に入金

 世界最大級の旅行予約サイト「ブッキング・ドットコム」からの入金が滞っているとして、宿泊施設を営む東京や大阪など8都府県の11の法人や個人が、サイト運営会社側に損害賠償を求めた訴訟が訴えの取り下げで終結したことが5日、分かった。提訴後に入金があったという。

 原告側は昨年10月の提訴時に未払いを訴え、各原告の被害額は約8万~約1400万円だと主張していた。運営会社側はメンテナンス作業が計画通りに進まなかったと文書で説明。大半の支払いが再開されたが、一部で遅延が続き「懸命に取り組んでいる」としていた。

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