「指を落とすか…どっちか決めろ」現金400万円を脅し取った疑い 男2人を逮捕 広島

髪を引っ張るなどした上、現金400万円を脅し取ったとして、広島県警は5日、男2人を逮捕したと発表しました。

恐喝の疑いで逮捕されたのは、東広島市八本松南の会社員の男(26)と熊野町城之堀の不動産賃貸業の男(74)です。

警察によりますと、2人は23年6月30日から7月7日までの間、被害者の女性(25)と男性(23)に対し、髪を引っ張るなどしたうえで、「指を落とすか、広島から仲間を呼んでいるところへ行くか、5分やるから、どっちか決めろ、あいつらに連れて行かれたら何されるか分からんぞ」などと言い、現金合計400万円を脅し取った疑いがもたれています。

警察の調べに対し、会社員の男は「内容が違う」、不動産賃貸業の男は「文句を言っただけ」と容疑を否認しているということです。

警察は、何らかのトラブルがあったとみて、事件のいきさつを調べています。

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