ガザで死傷、行方不明10万人 戦闘4カ月、米サウジ会談

5日、パレスチナ自治区ガザのラファで、食料を求め鍋を差し出す子どもたち(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍とイスラム組織ハマスとのパレスチナ自治区ガザでの戦闘で、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は5日、戦闘開始から4カ月を前に「10万人が死傷、行方不明になった」と発表し即時停戦を求めた。両者の休戦交渉は難航。仲介役の米国のブリンケン国務長官は同日、サウジアラビアを訪問しムハンマド皇太子と会談した。

 10月の戦闘開始後、ブリンケン氏の中東訪問は今回で5回目。サウジの後、米国と共に仲介役のエジプトやカタールのほか、イスラエルも訪れる。

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