子どもたちが伝統文化に親しむ企画「日本舞踊の体験から発表へ」の発表会がこのほど、京都市上京区の金剛能楽堂で開かれた。練習に励んできた子どもたちが優美な踊りを一生懸命に披露し、見守る人たちから拍手が送られた。
認定NPO法人京都文化企画室が毎年主催している。本年度は5歳から中学生までの約50人が参加し、昨秋から練習を重ねてきた。
発表会では、着物姿の子どもたちが京都でなじみ深い「通り名の唄」や「さくら」などを次々と演じた。「元禄花見踊」に挑戦した京都女子大学付属小学校2年の女子児童(8)=京都市中京区=は「ぶつからないように踊り、緊張したけど楽しかった」と話していた。