ランドセル、大事に使います 庄内町で園児に贈呈式

ランドセルを受け取る園児たち=庄内町・余目二小

 庄内町から町内の新小学1年生へのランドセル贈呈式が5日、入学予定の各小学校で始まり、登校を待ちわびる園児たちが笑顔で受け取った。

 ランドセルは黒、赤、キャメル、青の4色から選べる。寄贈は旧立川町が1974(昭和49)年度、旧余目町が77(同52)年度に始め、合併後も続けている。今春の新1年生は141人。町内5校のうち、この日は余目一小と余目二小で贈呈式が行われた。

 余目二小には入学予定の25人が訪れ、富樫透町長と佐藤真哉教育長が一人一人に手渡した。代表の2人は実際に背負い、うれしそう。余目第二幼稚園の年長斎藤守陽(まひろ)ちゃん(5)は「大事に使うよ。学校では足し算を頑張る」。大きな希望を膨らませていた。

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