インテルがイタリア・ダービーに勝利し勝ち点差を広げる ミランは接戦を制す|セリエA 第23節 結果まとめ

写真:インテルはユヴェントスのフェデリコ・ガッティのOGによる得点を守りきった

現地時間2月2日から5日にかけて、セリエA第23節の10試合が行われた。

インテル vs ユヴェントスの「イタリア・ダービー」は序盤から両チームがチャンスをうかがう中、37分に右サイドからニコロ・バレッラがクロスを入れると、これが相手のOGを誘ってインテルが先制する。後半も両チームがゴールに迫る展開は続いたものの、ともに得点は生まれず。粘り強く戦い抜いたインテルが、首位をキープしつつユヴェントスとの勝ち点差を「4」に広げる大きな勝利を挙げた。

ミランはフロジノーネとアウェーで対戦。17分にラファエウ・レオンのクロスからオリヴィエ・ジルーがヘディングシュートを決めて先制したものの、その後は相手の反撃に遭い、24分と65分にゴールを奪われ勝ち越しを許してしまう。それでも72分、ショートコーナーの流れからジルーの折り返しをマッテオ・ガッビアが頭で押し込み同点に追いつくと、81分には直前に投入されたばかりのルカ・ヨヴィッチがゴール前でのこぼれ球を蹴り込んで逆転に成功。ミランがシーソーゲームを制した。

カリアリをホームに迎えたローマは開始わずか2分、CKからロレンツォ・ペッレグリーニがこぼれ球を押し込んで先制すると、23分には巧みなパスワークからパウロ・ディバラが追加点。後半開始早々、ディバラが相手のハンドで得たPKを決めてリードを広げると、59分にはCKから18歳のディーン・ハイセンがヘディングシュートを決めてダメ押し。4-0の快勝で3連勝を飾った。

ナポリはヴェローナに先制を許したものの、シリル・ヌゴンジュのゴールで同点に追いつくと、試合終了間際にはクヴィチャ・クワラツヘリアが勝ち越しゴールを奪い、2-1の逆転勝ちを収めた。ラツィオはアタランタに1-3と完敗。鎌田大地はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

フィオレンティーナとのホームゲームに挑んだレッチェは17分に先制し、後半に一時は逆転を許したものの、アディショナルタイムにロベルト・ピコリとパトリック・ドルグが立て続けにゴールを奪い、劇的な逆転勝利を飾っている。サッスオーロをホームに迎えたボローニャは、2-2で迎えた試合終盤に2ゴールを奪い、4-2で勝利を収めた。

エンポリ vs ジェノア、ウディネーゼ vs モンツァ、トリノ vs サレルニターナは、いずれもスコアレスドローに終わっている。

◉セリエA 第23節 結果

レッチェ 3-2 フィオレンティーナ
エンポリ 0-0 ジェノア
ウディネーゼ 0-0 モンツァ
フロジノーネ 2-3 ミラン(ハイライト動画
ボローニャ 4-2 サッスオーロ
トリノ 0-0 サレルニターナ
ナポリ 2-1 ヴェローナ
アタランタ 3-1 ラツィオ(ハイライト動画
インテル 1-0 ユヴェントス(ハイライト動画
ローマ 4-0 カリアリ(ハイライト動画

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