呉市は、新年度の当初予算案を発表しました。一般会計は大和ミュージアムのリニューアルなどが盛り込まれ過去最大規模となりました。
呉市 新原芳明 市長
「呉市民の誇りを高めると同時に、博物館として世界に誇れる海事博物館ということで」
呉市の来年度の当初予算案は、一般会計で、1089億円あまり。前の年度よりも約27億円増えていて過去最大の予算規模です。大和ミュージアムの大規模リニューアルの予算約50億円が増えた主な要因となっています。
また、大和ミュージアムの休館対策として「呉・大博覧会」の開催費用に約3億6200万円。10分の1の戦艦「大和」の模型を館外から見学する施設や仮展示室の設置などに充てています。
そのほか、子育て支援として約1億6900万円。こどもが体調を崩し保育が困難な場合に預けることができる施設を新たに増設し、利用料を無償に拡充します。学校施設の耐震化やトイレの洋式化に約15億円。温かい中学校給食の提供に約4億円などとなっています。
呉市の新年度予算案は、2月21日に開会する市議会3月定例会で審議されます。