「最高に濃厚な作品」「生きるパワーをもらった」と絶賛!『カラーパープル』圧巻の歌唱に心震える本編映像

『カラーパープル』© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ソフィアを演じたダニエル・ブルックスが、ゴールデングローブに続くオスカー・ノミネートされ話題を集めている『カラーパープル』が、2月9日(金)より日本公開される。このたび、ファンテイジア・バリーノ演じる主人公が全身を震わせながら魂の叫びを熱唱する本編映像が解禁となった。

“伝説の名作”がミュージカルとして蘇る

本作のオリジナルは、今では押しも押されもせぬ巨匠であるスティーブン・スピルバーグが、ピューリッツァー賞受賞の同名小説「The Color Purple」を原作に、『E.T.』 の後初めてシリアスな作品に挑んだ『カラーパープル』(1985)。アカデミー賞10部門にノミネートされながら無冠に終わり世界を驚かせた。しかし観客には愛され、口コミで6週目にして全米1位となり、5ヶ月以上のロングランとなった“伝説”の作品だ。(BOXOFFICE Mojo調べ)

製作には、スティーブン・スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズらが務め、新鋭ブリッツ・バザウーレが監督に抜擢された。

日本初上映となるプレミア試写会後には、「パワフルな歌声と虐げられることに反発する女性たちの強い思いの乗った物語」「歌の力、愛の力、物語の力、映像の力、全部が重なって最高に濃厚な作品」「この映画から、生きるパワーをいただきました!」と絶賛と感動の声がSNS上にあふれている。

ファンテイジア・バリーノ圧巻の歌唱に心震える

主人公セリー(ファンテイジア・バリーノ)は、父と夫に虐げられて自由のない生活を送り、唯一の心の支えである最愛の妹とも引き離されてしまう。しかし、自立した強い女性ソフィア(ダニエル・ブルックス)や、誰をも魅了する自由奔放な歌姫シュグ(タラジ・P・ヘンソン)との出会いをきっかけに、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。

私の中にはあると信じてる 豊かな人生を送るためのすべてが 私の中に愛が息づいてる限り 最も高い木ほど高くそびえよう
日々与えられるすべてに感謝を 苦もあれば楽もあるけど 私は生きてる
でも何より感謝してるのは ありのままの自分を 愛せたこと
私は美しい そうよ 私は美しい そして私はこうして生きてる!そうよ 生きてる

父や夫、社会の制約に縛られていたセリーが、未来を切り開く一歩を踏み出した彼女が、高らかに内なる思いを歌い上げる内容だ。この曲の原題は「I’m Here」であり、自分が生まれ育った場所で、ありのままの自分を貫き、自由に表現する喜びを発見したひとりの女性が、全身に輝きを取り戻す奇跡の瞬間をとらえた心震わせる感動の名場面となっている。

グラミー賞受賞歴のあるファンテイジア・バリーノが歌う「I’m Here」は、ブロードウェイミュージカル版でも愛された、まさに『カラーパープル』を象徴する一曲。2007年にブロードウェイで演じたセリーを再びスクリーンで体現することになったバリーノは撮影時も生歌にこだわり、録音された演奏のプレイバックにあわせるのではなく、ピアニストの生の演奏をイヤホンで聴きながら圧巻のパフォーマンスを披露している。彼女のエモーショナルな演技をナチュラルに撮影することで、よりダイナミックで心に響くミュージカルシーンに仕上がっている。

『カラーパープル』は2月9日(金)より全国ロードショー

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