ひな人形 古民家に220体 長崎県東彼杵町・4月7日まで

約220体のひな人形が並んだ会場=東彼杵町、古民家「明治の民家」

 長崎県東彼東彼杵町彼杵宿郷の歴史公園「彼杵の荘」内にある古民家「明治の民家」で、町民から譲り受けたひな人形約220体が展示され、来場者を楽しませている。4月7日まで。
 近くの町歴史民俗資料館の主催。これまで館内に展示していたが、昨年から「明治の民家」に会場を移した。農家が明治中期、同町中岳郷に建てたかやぶき屋根の建物で、1991年に同公園に移築された。畳敷きの室内には大正時代の七段飾りのほか、押し絵人形、紙人形などが並ぶ。
 一方、同資料館では同町出身の元プロ野球選手、香田勲男さんの足跡をたどる企画展を開催中。担当者は「合わせて楽しんでほしい」と呼びかけている。いずれも入場無料。

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