春らしい薄い水色の着物で現れたのは、将棋の藤井聡太八冠です。2月7日から東京都で、王将戦7番勝負の第4局が始まりました。挑戦者は菅井竜也八段です。午前9時から始まった対局では、先手の藤井八冠がまずお茶を一口含み、初手2六歩を指しました。
王将戦は、これまで藤井八冠が3連勝しています。2日間で行われる第4局に勝てば、王将のタイトルで3連覇。さらにタイトル戦では20連覇となり、これは1966年の19連覇を塗り替える、新記録です。この大一番で二人が選んだ勝負メシは藤井八冠、菅井八段ともに、かじかの出汁がきいたラーメンでした。チャーハンと餃子がセットになったボリューム感あふれるメニューです。
王将戦第4局の勝敗は8日午後にも決まる見通しです。
