税金を多く払えるように…森且行選手らがスマホで確定申告体験 今季初勝利後のイベント、さらなる健闘誓う

「確定申告はスマホで期限内に、納税はキャッシュレスで」と呼びかける森且行選手(左)と佐藤摩弥選手=川口オートレース場

 オートレーサーの森且行選手と佐藤摩弥選手が5日、所属する川口オートレース場(埼玉県川口市青木)でスマートフォンを使った確定申告を模擬体験。16日から始まる申告受付を前に、24時間インターネット経由で簡単に手続きすることができる電子申告システム「e―Tax」をアピールした。

 両選手は自身のスマホで国税庁のホームページにアクセスし申告書の作成に初挑戦。スマホのカメラで源泉徴収票を撮影すると申告者情報が自動入力される仕組みを体験した。

 この日の第3レースで今季初勝利を挙げた森選手は「正直、アナログ人間なんですが、すごく簡単にできました。摩弥よりも入力の“スピード”が早かった」とユーモアを交えて感想を語り、「税金を多く払えるようにレースを頑張りたい」と健闘を誓った。

 佐藤選手は「読み込みも早くて簡単でした。時間がなくて税務署に行けなくてもスマートフォンで申告できるのは本当に便利。森さんのように最高峰のSGレースで勝てるように頑張ります」と笑顔で話した。

 2023年分所得税の確定申告は3月15日まで。国税庁によると、昨年は所得税の約6割、法人税の9割がオンライン申告だったという。

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