【シンガポール】アスエネ、東京エレデバ現法と業務提携[IT]

アスエネのシンガポール法人アスエネAPACは東京エレクトロンデバイスの現法と業務提携した(アスエネ提供)

企業の脱炭素を支援するアスエネ(東京都港区)は7日、シンガポール法人のアスエネAPACと、エレクトロニクス商社の東京エレクトロンデバイス(横浜市)の現地法人、東京エレクトロンデバイスシンガポールが業務提携したと発表した。アジア太平洋地域での事業拡大に向けた動きとなる。

今回の業務提携では、東京エレクトロンデバイスがアジア太平洋地域に持つ顧客にアスエネのソリューションを紹介。製造業を中心に、企業の脱炭素化やサステナブル経営の取り組みを支援する。

アスエネは二酸化炭素(CO2)排出量の見える化、削減、報告ができるクラウドサービス「アスエネ」など脱炭素化ソリューションに強みを持つ。アスエネAPACはこうしたソリューションをシンガポールなどで展開している。東京エレクトロンデバイスシンガポールは半導体関連製品の販売を手がける。

アスエネの広報担当者はNNAに対し、「(業務提携により)アジア太平洋地域での事業連携や東京エレクトロンデバイスシンガポールが既に保有しているチャネルを通じた販路拡大が見込める」と説明した。

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